これからメキシコに移住する方や移住したいと思っている方へ。
メキシコで賃貸物件はどうやって探すのかな?
こんな疑問はありませんか?
こちらの記事は2024年にメキシコ第二の都市グアダラハラで、住居探しをした筆者が体験談をもとに書いています。
実際に探し始める前にやっておきたいこと
まずは賃貸に求める条件を書きだそう!
わくわくの部屋探し。いきなり部屋探しをする前に、賃貸部屋に求める条件をイメージしておくと無駄のない物件探しができます。
参考として、下記は実際に私たち夫婦が話し合って書き出した条件です。
【必須条件】
家具家電付き
水圧が強い 安全な地区(周辺環境)
【できれば】
最寄り駅もしくはバス停まで徒歩5分以内(妥協して10分)
スーパーまで徒歩15分以内
日当たりが良い
メキシコ国内におけるエリアによる治安は、あらかじめネットである程度情報収集可能です。移住前などでまだ土地勘が無い場合は、ネットである程度の知識を蓄えておきましょう。(英語で検索すると割と細かいエリアの治安情報が見れます)
私たちの場合は日本に住んでいるグアダラハラ出身の夫の友人がいたので、彼女からグアダラハラ中心部の治安情報をあらかじめ教えてもらっていました。
そして現地に着いたら、ネットで情報収集したエリアを実際に日中と夜間歩き回ることも忘れずに。
なぜなら比較的安全とされている地区でも、ワンブロック離れただけで周辺環境(明らかに長期間ゴミが回収されていない、夜間電灯がついていないので真っ暗になる等)ががらりと変わる場所があるからです。
私たちの場合、どれくらいグアダラハラにいるかまだ分からなかったので、(国内で移動するかもしれない)電化製品や家具が備え付けであることも重要ポイントでした。(ちなみにメキシコは電化製品がとても高いです)
また10月にメキシコ入りしてホテルやAirbnbに転々と宿泊して思ったことですが、メキシコは場所によってはシャワーの水圧が弱いことがあり、非常にストレスになるので、水圧は内覧時の超重要ポイントです。
メキシコの家賃相場を知っておく
予算ですがグアダラハラの治安が比較的良いとされるエリアで、家具家電付きワンルームか1LDKだと10,000~12,000ペソでも難しかったです。(あることにはあるが選択肢が超限られる)
エリア検索はしていたものの、家賃相場は特に検索していなかった私たち。グアダラハラの家賃相場が想像以上に高いことに驚きでした。場所によっては東京と同じくらい…?と思いました。
大都市グアダラハラではセキュリティがしっかりしていそうな、アパートやコンドのワンルームや1LDKの家具付き物件で18,000ペソ~
高い塀に囲まれているFraccionamiento(フラクショナミエント)と呼ばれる住宅地の場合は25,000ペソ~程度の予算があれば、数ある選択肢の中から探すことができます。
また単身の場合だとルームシェアで節約するのもアリだと思います。
メキシコ国内でも大都市と田舎町では家賃の平均が大きく変わりますので、私のように「予想よりもすごく高かった!!」とならないように、これから紹介するサイトでいくつか条件に沿った家を検索してみて、相場を把握しておくことをおすすめします。
メキシコでの家探しの方法
グアダラハラで賃貸物件探しをする際に私たちが実際に利用したサイトと方法をご紹介します。
vivanuncios(不動産会社のサイト)で検索
私のみならずメキシコで家探しをするのが初めてのメキシコ人夫ですが、ネット検索や知人に聞いて教えてもらったのがこちらの不動産会社のサイトです。
「Rentar」を選んで住みたい都市を検索窓に入力します。
メリット
デメリット 私たちの予算だと物件がかなり限られる。facebookや実際に歩き回ったほうがはるかに多くの選択肢から選ぶことができました。
比較的予算がある方は逆にこちらのvivanunciosがおすすめです。
facebookのマーケットプレイスで検索
メキシコではfacebookのマーケットプレイスでも盛んに賃貸情報が載っています。
実際に部屋が見つかるまで1か月ちょっとかかったのですが、その間毎日新しい賃貸物件がアップされていました。
物件の詳細情報はアカウント登録をしないと見ることができないので、随分前にfacebookアカウントは削除したのですが、マーケットプレイスの情報を覗くために再登録しました。
ログインしたら「Marketplace」→「賃貸物件」を選びます。
メリット
デメリット たまに詐欺があるようです。(詳細な手口は不明。この広告主は詐欺でした!!みたいな投稿をたまに見かけました。)
実際に住みたいエリアを歩いて賃貸物件を探す
時間がかかって面倒な方法ですがメキシコではまだまだ一般的な家探しの方法のひとつのようです。
住みたいエリアを歩き回って気になる物件があれば「Renta」と書かれた広告に記載の電話番号に電話をかけるかWhatsAppでオーナーさんに直接連絡します。
電話をかけたらWhatsAppで返信が来た場合や、WhatsAppでメッセージをしたら電話で折り返しがあった…等様々なので、スペイン語会話力は必要です。
メリット
デメリット 疲れます
筆者はこの方法で条件に沿った物件を見つけたよ
体験談
グアダラハラに来た当初は、1か月間あれば十分部屋探しができるだろうと思い、あらかじめ1か月間Airbnbで仮の宿泊先を予約していましたが、結局1か月と1週間かかりました。(友人がグアダラハラを訪れていたため一緒に観光をしたり、義兄が来たりと丸々1か月間部屋探しをしていたわけではないですが。)
ネットや街で情報を見て実際に不動産会社や直接オーナーさんに連絡を取ったのは10件以上、実際に内覧に行ったのは5件です。内覧を取り付けても相手にも予定があるので、思うように進まないことも多々ありました。
facebookや不動産会社でのネット検索は便利なのですが、先にも書いたようにメキシコは通り1本変わるだけで雰囲気ががらっと変わることがあります。実際内覧に行ってみると、比較的安全とされているような地区にある良さげなコンドでも、周辺地区が思わしくないような物件もありました。
そのため歩いて[RENTA]を探して回るのは非効率と思っていましたが、あらかじめ周辺環境や周りのビジネスを見ることができるので、実際に部屋を決めた今はある意味理にかなっている方法だと感じます。
また不動産会社を通さないので、オーナーさんと直接会って人柄を見ることができたのも、安心材料のひとつとなりました。
長い時間を過ごす家だから、あまり妥協せず条件に合った家を見つけよう
気に入った家が見つかるといいね!
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