【国際結婚のリアル日記】コミュ障日本人妻ラテン系家族とホリデーを過ごしホルモンバランス崩壊

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ラテン家族の距離感についていけない日本人

カナダで出会ったメキシコ人と2017年に日本で国際結婚した私。
旅行でメキシコに来たことはあるものの、アグアスカリエンテスのサンマルコスフェスティバルだったり、姪っ子のキンセアニェーラ(15歳の盛大なお祝い)だったり、イベントのために訪れていました。
毎回ホテル泊だったこともあり、これまで義家族とがっつりと何日も過ごしたことがありませんでした。

知っているねこ

メキシコ人夫情報
カナダ8年間+日本7年間の計15年間のあいだ、3回しかメキシコに帰っていない。
そのためか家族のみならず親戚中に熱烈に大歓迎されているのが手に取るようにわかる。

2023年10月に移住目的で渡墨した私たち。
1か月のユカタン半島旅行を終え、義家族とホリデーを過ごすために12月23日から1月1日までの10日間、夫の出身地であるアグアスカリエンテスに滞在していました。
夫の両親は普段テキサスに住んでいるのですが、お義父さんの定年を機にテキサスとアグアスカリエンテスの2拠点生活をしています。
アグアスカリエンテスの自宅のリフォームも終え、私たち夫婦を迎え入れる準備を進めていたようなのですが、私が人付き合いが苦手なのを理解している夫は「数日間でも同居はしない」と早い段階から伝えていたみたいです。
義兄からも泊まらないかとお声がけがあったようなのですが、同じく同居はしないことは伝えてくれていたとのこと。

そのため私たちはセントロのAirbnbに泊まっていました。

大量の不正出血

そもそも私の夫家族に限らず、メキシコ人の家族観が日本のそれとはがっつり違うことは頭では理解していたのですが、さすがに10日間ぶっ通しは辛かったです。
今となってはすでに笑い話なのですが、10日間のあいだの4日目で体がストレスを訴え大量の不正出血がありました。
昔は月経不順だったこともあり、月経がなかなか来ないことはこれまでにもあったのですが、来るはずのない時期の月経は初めてだったので不正出血ということにしておきます。
更に異常な量だったのでかなりびっくりしました。

なにがストレスなのか考察した。笑


そもそも何がそんなに自分にとってストレスなんだろう。とじっくり考察したのですが、些細なことの積み重ねだと思われます。(答えになっていない)
義家族はみんな優しいです。おそらく多くのメキシコ人がそうであるように、みんないつも笑っているしハッピーオーラ満開です。

強いて言うなら原因は自分が「いつも断る日本人になっていること」だと思いました。
食事中「スープにパン浸すと美味しいよ。いる?」「食感が好きじゃないからいらない」
食事中「タコスお代わりする?」「やめておきます」
食後「クッキーいる?」「お腹いっぱいなので食べられない」
間食「チョコレート食べる?」「甘すぎるからいらない」
突然「お腹すいた?」「さっき食べたばっかりなので何もいらない」

ねこ子

腹8分目の概念は理解されない?

私を歓迎して気を使ってくれていることはとてもよくわかるのですが、胃のキャパシティーが違うことを分かってもらえないことが私的に理解不能でした。


そして毎回毎回断るのもストレスだったので、「もっと食べたかったら自分でお代わりするしお腹がすいたら何か勝手に食べるよ」と伝えたところ、「ああそうか!分かったよ」と言ってくれその日は何も聞かれなかったのですが、翌日は通常モードになっていたので、もう断りまくる日本人嫁でいいや。と思ったのでした。

知っているねこ

今日を生きるメキシコ人

あとみんなパーティー大好きなので家族が集まると延々とお喋りしたり突然カラオケ大会が始まったり毎晩午前2-3時まで解散しないのがストレスでした。80代くらいのおばあちゃんやおじいちゃんも参加してます。
12時を回ると、「あと数時間で帰れるかな~」と時計ばっかり気にしたり、誰かと交流しているよりも働いた方がだいぶ楽なのでキッチンで誰かの助手になってみたり、夫のくっつき虫になっていました。

さて、そろそろ解散か。となっても10人以上いるメンバーひとりひとりとお別れの挨拶とハグをして、「帰ろうか」と言い出してから30分くらいかかります。笑
どうせ明日も会うだろっと心の中でツッコミを入れる私。

前日夜中の2時過ぎに解散したのに翌日午前10時頃に義両親が「チラキレス食べに行こ~今Airbnb向かっているよ~」と連絡が来たりもしました。笑
ゆっくりシャワーを浴びる時間もないのか。と絶望的な気持ちになりました。
15年の内3回しかメキシコに現れなかった夫がアグアスにいることが嬉しくてしょうがなかったのかもしれません。

既に次のホリデーを案ずる日本人。どこかで折り合いをつけるしかない。

10日間のあいだ毎日家族の誰かの家に招かれて食べて飲んでをなんとかやり過ごし、1月2日にグアダラハラにやってきました。
不思議なことに子宮は素直でグアダラハラへの移動日に不正出血は止まりました。
まだ12か月もあるのに既に今年のホリデーが憂鬱でなりません。

しかし仕方がないです。国際結婚の宿命だと思います。
どこかで折り合いをつけるしかなさそうです。

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