移住をする猫
ねこ子移住をするけど日本からどうやってお金を持って行こう？
「安全なのは銀行送金だろうけどまだ現地で口座を持っていないからできないんじゃないの？」
「結局お得なのはどんな方法なの？」
今回はこういった疑問にお答えします。
今回海外移住するので、コスパ重視なわたしが格安で海外送金できる話題の金融サービスを比較しました。
現地に口座がなくても大丈夫です。
結論：現地にまだ銀行口座がなくても大丈夫です。
現地に口座がなくても、日本にいる間にWiseもしくはRevolutアカウントにお金をチャージしておき、現地の銀行口座開設までは、デビットカードを使って決済したり、ATMで現金引き出しをします。
注意点としてはWise、RevolutともにATMでの現金引き出しには月の限度額があります。（Wise：30,000円相当額、Revolut：25,000円相当額）
限度額を超えても引き出しは可能ですが、手数料がかかってしまいます。
このように現地口座開設までの期間はデビットカードでのショッピングやATMで現金引き出しをして、口座開設ができたら、あらかじめWiseやRevolutにチャージしておいたお金を開設した現地の口座に送金する作戦です。
WiseとRevolutのサービス
Wise、Revolutともに格安で海外送金や両替、デビットカードを使って海外決済や現金引き出しができるサービスです。
似たサービスではありますが、サービス内容や手数料に違いがあります。
ここでは海外送金とデビットカード利用について見ていきます。
どちらも注意点は主に手数料の部分のため、深堀りしていきます。
Wise
- 複数の外貨のまま保有できるマルチカレンシー口座
- デビットカードでショッピングや、現地ATMでの引き出しができる
- 通貨両替にはミッドマーケットレート（為替手数料が上乗せされていない）が適用される
- 銀行に比べて安価な送金手数料（送金金額や、通貨により異なる）
- 会員登録や維持費は無料、デビットカード発行には手数料（1,200円）がかかる
- デビットカードでWiseアカウントにチャージする場合は手数料が3.3%かかる
- 現金引き出しは月30,000円、2回まで無料（それ以上になる場合は1回につき追加で70円＋1.75％の手数料がかかる）
- 海外送金の上限は1回につき100万円まで
- 海外送金手数料は通貨や送金額によって異なる。（高額になればなるほど高くなる）
①Wiseにお金をチャージする方法は銀行振り込み・デビットカードがありますが、デビットカードのポイント目当てにチャージをすると手数料として3.3%の手数料が発生するため、銀行振り込みを利用しましょう。仮に100万円をデビットカードからチャージすると33,000円もの手数料になってしまいます。
②ATMでの引き出しは月30,000円、2回まで無料なのでそれ以上になる場合は手数料がかります。
それ以上になる場合はRevolutなど別のサービスを利用しましょう。（Revolutの無料枠がある場合）
③海外送金の上限は1度につき100万円までです。それ以上のまとまった金額を送金する場合は複数回に分ける必要があります。
④送金手数料は通貨や送金額によって異なります。送金額に対する％で手数料が決まるため、送金金額が大きくなればなるほど手数料が高くなります。
そのため75万円未満の送金であれば為替手数料や送金手数料が無料になるRevolutと組み合わせをするなど、対策を取った方がいいです。
知っているねこデビットカードでのチャージかかる手数料が3.3%もするから、銀行振り込みを利用しよう
Revolut
Revolutは会員ステータスが3段階に分かれていますが今回は無料のスタンダート会員であることを仮定して紹介していきます。
- 複数の外貨のまま保有できるマルチカレンシー口座
- デビットカードでショッピングや現地ATMでの引き出しができる
- 為替市場営業時間内であれば為替手数料無料
- 送金手数料無料
- スタンダート会員であれば維持費やデビットカード発行手数料無料
- クレジットカードでRevolutアカウントにチャージする場合は1.7%の手数料がかかる
- クレジットカードでチャージした分は、現金引き出しや送金には使えない（ショッピングにのみ利用可能）
- 1回の送金限度額は100万円だが、月75万円以上の両替には為替手数料が0.5%かかる
- 無料で送金できるのは為替市場営業時間内のみ（金曜日17：00～日曜日18：00以外[NY時間]）
①Revolutへの入金方法は銀行振り込み・デビットカード・クレジットカードがありますが、クレジットカードでのチャージには手数料が1.7%かかるので銀行振り込みかデビットカードを利用しましょう。
更に注意したいのが、楽天銀行のデビットカードは通常1％のポイントが付与されますが、Revolutへの支払いにはポイント付与対象外となります。
ちなみにソニー銀行からRevolutへのデビットカードは利用自体ができないためご注意ください。
ソニー銀行の預金からの振り込みは可能です。
②クレジットカードでチャージした分は送金や現金引き出しには利用できません。ショッピングにのみ利用可能です。
そのためデビットカードや銀行振り込みでチャージしておいた方がよいでしょう。
③月75万円以上の両替には為替手数料が0.5%かかるため、海外送金手数料を完全無料にするためには75万円以内かつ、後述する為替市場営業時間内であるかどうかを気を付ける必要があります。
④金曜日17：00～日曜日18：00[NY時間]は為替手数料が1.0%追加されるため、送金や両替は為替市場営業時間内に実行する必要があります。
ねこ子月75万円までだけど、送金手数料や為替手数料が無料なのはすごいね！
結局WiseとRevolutどちらを使えばお得なのか？ 結論：両方使う
ここまでWiseとRevolutの特徴と注意点を見ていきましたが、結局どちらを使えばよりお得なのでしょうか？
結論：両方使う
結論はWiseとRevolutを使い分けるのが賢い使い方です。
海外送金とデビットカードでの現金引き出しで下記のように使い分けをします。
月75万円までは為替市場営業時間内に、送金手数料と為替手数料が無料のRevolutから送金をする。
それ以上同じ月に送金したい場合や、為替市場営業時間外に送金する必要がある場合には、Wiseから送金をする。（急ぎでなければ次月分の75万円枠が解放されるのを待った方がお得です）
月75万円の枠はショッピング決済やATMでの現金引き出しにも合算されているため、すでにその月に75万円の枠を送金やアカウント内の両替で使用済みなのであればWiseで決済や引き出しをする。
Revolut25,000円、Wise30,000円の引き出し限度額をすでに使っている場合には、上限額以上の引き出し手数料がよりお得なサービスを使う。（Revolut2%、Wise1.75％＋70円）
またもし仮に、一方が何らかの理由で利用できなくなることがあっても、サブとして別のサービスを利用できるのでバックアップ的な意味合いで持つことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
WiseもRevolutも、留学や移住で現地口座がまだ無い状態でも利用できるサービスです。
なおかつ格安で両替や海外送金ができるので、海外居住者には非常にありがたいですね！無料だったり、格安で利用できる限度額や手数料はそれぞれのサービスや利用する通貨によって異なるので、利用する際は限度額を超えた分の両替や送金をしようとしていないか？手数料はいくらなのか？を常にしっかり確認して使い分けをするとお得に利用できます。
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