海外移住をするねこ
日本の電話番号を維持したいけど最安の通信会社はどこかな?
海外でもSMS受信できるサービスを探しているよ。
こんな疑問がある方へ記事を書きます。
この記事を読んでいただくと、月額料金を低価格に抑えながらも電話番号を維持することができる通信事業会社がわかります。
この記事を書いている私は格安通信キャリアのIIJmioを利用していますが、海外在住中も最安値で日本の電話番号を維持したかったためpovo2.0に乗り換え予定です。
移住や留学などで日本をしばらく離れる方の参考になれば幸いです。
それではどうぞ!
日本の電話番号を保持する理由
そもそもなぜ海外へ移住するのに、日本の電話番号を維持するのか?ですが、金融サービス(銀行や証券会社、暗号資産取引所など)のログイン時にSMS認証で必要になってくるからです。
現状はGoogle Authenticatorなどの二段認証アプリを利用していたとしても、何かあった場合に別の手段として、登録している電話番号へのSMS受信が必要になってくる場面が考えられます。
そんな場合に登録済みの電話番号がすでに解除などで利用できない場合に、メールなり電話なりで問い合わせするのは面倒ですよね。
また最近ではLINEなどのメッセージアプリで家族や友人と連絡を取る方の方が多いと思いますが、帰国した場合に番号が変わるのはやはり不便です。
前提としてはあくまでも電話番号保持&SMS受信のみを利用の方向けだよ。
ガッツリ海外でも使用すると思わず高額になるので要注意
渡航先でのデータや音声利用は現地の通信会社と契約が必要だね。
年間440円⁉最安の通信会社はずばりpovo2.0
結論:povo2.0が最も安く電話番号維持できます。
povo2.0の基本料金は0円です。
こちらに220円の料金トッピングを180日ごとにすることで、年間440円で番号を維持。が可能です。
詳しく見ていきましょう。
注意点やデメリットもありますので後半でお伝えしていきます。
はじめに大手キャリアでの電話番号保管サービスの紹介をしますので早くpovo2.0について知りたいよって場合はすっとばしてこちらからどうぞ。
大手キャリアで電話番号保管サービスもあるけれどオススメできない理由
最近は大手キャリアよりも格安SIMを利用している方が多そうですが、docomo、au、SoftBankの番号保管サービスを紹介します。
下の表にまとめました。
(ソフトバンクの事務手数料が公式HPでも探せず不明です。)
仮にauの番号保管サービスを利用した場合、年間8,758円の料金がかかります。
(月額409円×12か月 事務手数料3,850円)
夫婦二人の場合だと年間17,516円もかかります。
またこのサービスをオススメできない理由が金額以外にも大きく2点あります。
①一時帰国時には「電話番号保管解除」しないと使えない
一時帰国時に利用再開する場合にはサービスを解除が必要です。その後また海外へ渡航する際に再度番号保管サービスの事務手数料がかかります。そうすると年間8,758円どころでは無くなってしまいます。
②電話番号が使えなくなる=SMS受信ができない
ログイン時などのSMS認証を利用するために日本の電話番号を維持するのでSMS受信ができないのは本末転倒です。
【povo2.0】年間440円を実現させるトッピングは【smash.使い放題パック(24時間)】
povo2.0はauが提供する格安通信サービスです。申し込みや問い合わせ、トッピング購入などはすべてオンラインで対応しています。
povo2.0の基本料金は無料だよ。
あとは数あるトッピングの中から自分の好みに合わせてカスタマイズするよ。
【smash.使い放題パック(24時間)】220円を追加トッピングすればいいんだね。
180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあるため、トッピングを180日ごとに購入する必要があります。
2023年7月サービス開始!海外移住者、留学者必見!海外でのSMS受信も可能に
海外移住者や留学される方に朗報です。povoはこれまで海外ローミングサービスを提供していなかったのですが、ついに2023年7月20日からサービス開始となりました。
なんと音声通話/SMS送受信は200以上の国・地域で、データ通信は160以上の国・地域で利用できます。
人気渡航先のアメリカ、カナダ、タイはもちろん、メキシコも対象国でした。
渡航先が対象かどうかはこちらから確認できます。
SMS受信にかかる料金は無料です。
送信の場合には1通100円(※全角70文字までの料金)かかりますが、考えられる利用用途が二段階認証のSMS受信のみなのであれば、デメリットと捉えなくても問題ないです。
ただ知らずに利用して、後にクレジットカードに請求がこないよう、SMS送信には料金が発生することを覚えておきましょう。
契約手数料・解約手数料も無料
嬉しいことに契約事務手数料・解約手数料は発生しません。(同一名義5回線まで)
更には初回契約時のSIM発行料金も無料です。
※2023年9月13日からSIM再発行手数料、eSIMからSIMカードへの切り替えには3,850円かかります。
上記の料金変更はあくまでもSIM再発行や切り替え時にのみ適用されるため、初回契約時は引き続き無料なので安心ですね。
今すぐに乗り換えたいね。
一時帰国時もトッピングで利用できる
これまでお伝えしたように、povo2.0は海外居住者にとって特に料金面で魅力的な通信会社です。
更には数あるトッピングから好みに合ったものを選ぶことができるので、一時帰国時などは追加トッピングをするだけでデータ通信、音声通信も利用できます。
使い方にもよりますが、別途モバイルwifiルーターなどのレンタルをしなくてもいい分、非常に楽だし料金も良心的ですね。
考えられるデメリット3つ
良いことばかりではありません。考えられるデメリットもあるのでお伝えします。
- トッピングの購入忘れに注意
- 自分が使っている端末が対応していない場合は新たに対応端末を購入する必要あり
- 他社で購入した端末はSIMロック解除が必要
①トッピングの購入忘れに注意
先ほどお伝えしましたが重要なのでもう一度。180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。約半年に一度の購入手続きが面倒だよーと思う方には向かないかもしれません。
②自分が使っている端末が対応していない場合は新たに対応端末を購入する必要あり
新たな通信会社へ乗り換える場合すべてに言えることですが、必ずご自身が現在使っている端末が対応機種かどうか、あらかじめ確認する必要があります。こちらから確認できます。
SIM種別、IPhoneかAndroidか、購入元キャリア、メーカー(Androidの場合)をプルダウンから選択して確認してください。
仮に対象外だったけどpovo2.0を利用したい場合は新たに端末購入が必要になります。
③他社で購入した端末はSIMロック解除が必要
auで販売した端末以外のSIMロックが解除されていない製品はご利用いただけません。
引用元:povo2.0
※SIMフリー端末の場合は不要です。
SIMロック解除はオンラインでできる場合が多いので現在ご利用の通信会社でご確認ください。
以前 Y!mobileで購入した端末のSIMロック解除をしたときはオンラインからサクっとできたよ。
せっかく申し込みしたのにいざ利用しようとしたら使えなかった…ってことにならないように、対応端末かどうか必ず確認しよう。
povo2.0は嫌だよって方にはこの2社が候補
これまでpovo2.0を推してきましたが180日ごとの購入が面倒だから放ったらかしでも利用できる通信会社はないか?と疑問に思ったあなたへ月額290円で利用できる【HISモバイル】と【日本通信】をご紹介します。
povo2.0は月額に換算すると約36.7円と驚異的な価格ですが、月額290円でも安価です。
どちらも国際ローミングには対応しているのでSMS受信可能となります。
povo2.0のデメリットの章でお伝えした、ご自身の利用端末が対応しているかどうか?SIMロック解除が必要かどうか?については以下で紹介するサービスでも同様なのでご注意ください。
HISモバイル
1つめの紹介はHISモバイルです。ドコモ回線となります。
いくつかあるプランの中から【自由自在290プラン】を利用することで、月額290に抑えることが可能です。
日本通信
次の紹介するのが合理的な携帯料金プランの提供を目指している日本通信
ドコモのネットワーク(LTE+3G)を利用しています。
一番左の【合理的シンプル290円プラン】を利用することで月額290円に抑えることが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
各種サービスへのログイン時などに求められるSMS認証ですが、大手の電話番号保持サービスを利用するとSMS受信ができません。
そこで日本の電話番号維持&SMS受信のみを利用する方にオススメの通信事業会社を3つ紹介しました。
180日ごとに追加トッピングを購入する必要はあるものの、やはり最安値で利用できるpovo2.0がイチ押しです。
povo2.0ほどの安さではないですが、月額290円で利用可能なHISモバイルと日本通信もご紹介しました。
我が家では、私も夫もpovo2.0に乗り換え予定です。10月半ばに出国しますが、9半ばに申し込みをしようかと思っています。申し込み手順など紹介できるようでしたら別の記事をアップしますので是非ご覧ください。
申し込みをする場合は、必ず各社HPの注意事項を確認してから申し込みをしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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